2012年01月28日
夜と霧
1945年1月27日は、アウシュヴィッツのソ連軍による開放の日です。
ベルリンの壁が崩壊した年、私は、この地を訪れておりました。
ハンガリーから列車でチェコスロバキアを横断しクラクフへ入りました。
その当時は、列車の中で、両替を行っており、
(両替を催促するかのように、係りの人が回ってきていました。)
20ドル程取り替えたのを覚えております。
(以前は、外貨獲得のため、強制的な両替があったと聞きました。)
現地では、日本人の留学生などもいて、そう閉ざされた所とは、思いませんでしたが、
英語は、まだまだ、というような感じでした。
食事は、庶民が利用する、町の学食みたいな食堂で済ませました。
市場では、おばさんたちが、手編みのセーターを売っていました。肌寒くなってきた季節
だったので、一枚1000円位だったか、2枚買い、さっそく身に着けました。
アウシュビッツの近くに第二収容所ビルケナウがあります。
広大な土地に収容した建物ばかりが建っていましたが、
ここを訪れる人は少なくて、
ただ、ぼんやりと何時間も歩いていたような気がします。
戦争を体験した人などは、(気持ちの上で)ここに行くことができない。と
言われます。
せめて、戦争を知らない私たちは、歴史の一事実として、知っておかなければと思うのです。
アウシュビッツには、「働けば自由になれる」という看板がありましたが、実際、
そうではありませんでした。
今の時代、働けば自由になるかは別にして、
「働かなければ、自由はない」かもしれません。
ただ、それが、将来的に良いか悪いかは、別のの判断ですが・・・。
昨年、天災、そして、人災もありましたが、なりより怖いのは、
自ら命を絶つことです。
生かされている自分がここにいる・・・ことの意味を考えたいものです。
ベルリンの壁が崩壊した年、私は、この地を訪れておりました。
ハンガリーから列車でチェコスロバキアを横断しクラクフへ入りました。
その当時は、列車の中で、両替を行っており、
(両替を催促するかのように、係りの人が回ってきていました。)
20ドル程取り替えたのを覚えております。
(以前は、外貨獲得のため、強制的な両替があったと聞きました。)
現地では、日本人の留学生などもいて、そう閉ざされた所とは、思いませんでしたが、
英語は、まだまだ、というような感じでした。
食事は、庶民が利用する、町の学食みたいな食堂で済ませました。
市場では、おばさんたちが、手編みのセーターを売っていました。肌寒くなってきた季節
だったので、一枚1000円位だったか、2枚買い、さっそく身に着けました。
アウシュビッツの近くに第二収容所ビルケナウがあります。
広大な土地に収容した建物ばかりが建っていましたが、
ここを訪れる人は少なくて、
ただ、ぼんやりと何時間も歩いていたような気がします。
戦争を体験した人などは、(気持ちの上で)ここに行くことができない。と
言われます。
せめて、戦争を知らない私たちは、歴史の一事実として、知っておかなければと思うのです。
アウシュビッツには、「働けば自由になれる」という看板がありましたが、実際、
そうではありませんでした。
今の時代、働けば自由になるかは別にして、
「働かなければ、自由はない」かもしれません。
ただ、それが、将来的に良いか悪いかは、別のの判断ですが・・・。
昨年、天災、そして、人災もありましたが、なりより怖いのは、
自ら命を絶つことです。
生かされている自分がここにいる・・・ことの意味を考えたいものです。
Posted by mocomoco at 09:42│Comments(4)
│思うこと
この記事へのコメント
戦争を知らない世代だと、
rueも先日あらためて思ったところです。
「木かげの家の小人たち」という本を読んで。
これは、日本の戦時中を背景に作られた童話です。
大人が正しい判断をしなかった時代があります。
そこには子どもは疑問を抱けなかった社会があります。
rueは、アウシュビッツと聞くと、
息苦しい感覚で「アンネの日記」を読んだことを
思い出すのです。
rueも先日あらためて思ったところです。
「木かげの家の小人たち」という本を読んで。
これは、日本の戦時中を背景に作られた童話です。
大人が正しい判断をしなかった時代があります。
そこには子どもは疑問を抱けなかった社会があります。
rueは、アウシュビッツと聞くと、
息苦しい感覚で「アンネの日記」を読んだことを
思い出すのです。
Posted by rue at 2012年01月28日 16:33
たぶん、今も同じことが起きていると思います。
正しくない判断の裏側には、その場しのぎの
利権がからんでいることが多いので・・・。
後世に語り継がなくてはと思います。
正しくない判断の裏側には、その場しのぎの
利権がからんでいることが多いので・・・。
後世に語り継がなくてはと思います。
Posted by mocomoco at 2012年01月29日 20:52
こんにちはぁ♪
いつも父が(平川勇)お世話になっています。
娘の浩子といいます。
今、大阪に帰ってきて一緒に父とともみさんと井上さんのHPを見させていただいています^0^
とってもあったかくて♪素敵な作品を作られるのですね。
時計ほしぃ~~^0^
わがままな父ですがこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
いつも父が(平川勇)お世話になっています。
娘の浩子といいます。
今、大阪に帰ってきて一緒に父とともみさんと井上さんのHPを見させていただいています^0^
とってもあったかくて♪素敵な作品を作られるのですね。
時計ほしぃ~~^0^
わがままな父ですがこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
Posted by roco at 2012年02月06日 16:49
こちらこそお世話になっております。
とっても、楽しいお父さんです。
ブログももなかなか、更新できていませんが、
楽しめるような作品をつくっていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
とっても、楽しいお父さんです。
ブログももなかなか、更新できていませんが、
楽しめるような作品をつくっていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
Posted by mocomoco at 2012年02月06日 21:19