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飛騨高山にある「森林たくみ塾」にて木工を学ぶ。1999年より宮崎にて木工制作に取り組んでいる。

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 › 井上家具制作室 mocomoco › 2020年08月

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Posted by みやchan運営事務局 at

2020年08月27日

セブンチェア

先日、椅子の脚を切る依頼があったことは、書きましたが、
たまに、名作チェアの修理も頼まれることがあります。

デンマークのデザイナーといえば、Yチェアのウェグナーが真っ先に
思い浮かびますが、積層合板で、3次元的な曲線を作り上げたヤコブセンもまたその一人です。

以前、そのヤコブセンの代表作、セブンチェアの修理をしたので、そのことを書いてみたいと思ってます。





構造は大まかに、本体、金属製の脚、丸いプラスチック製のジョイント部分です。

修理はおおよそ、このジョイント部分の接着がとれているということです。

この部分、ネジクギが一本だけ浅く止めてあるだけなので、ほぼ、接着剤でもっているような感じです。
ですので、劣化によって接着がとれたという具合です。

ですが、同時に、プラスチック部分にも亀裂が入っていたので、これも作り直しました。






今は、リプロダクト製品、ジェネリック製品といわれている安価な製品も出回いますが、やっぱりオリジナルは、いいです!!
  


Posted by mocomoco at 22:35Comments(0)工房

2020年08月23日

東京裁判

8月は、戦争関係の報道はありますが、実際、
義務教育で、内容を詳しく教わった記憶はほとんどありません。

日本は、被害者で、同時に加害者でもあるという認識は、あるように思えますがが
こういう歴史をみるときは、かなりさかのぼって、文化、宗教、国民性とかを考えなければと
思います。

西洋は、中世から宗教の勢力争い、アジア圏での植民地奪い合い等ありました。
そんな中での日本の立ち位置。
映画は、そんなところまで、語ってはいませんが、
日本と西洋の考え方の違いに気づくと思います。



(ニュルンベルク裁判の後なので?)
不当な裁判といわれていますが、日本の国民性を理解して、弁護してくれたアメリカ人や裁判官もいたということがわかって、
こころが、やわらぎました。
B、C級戦犯にあっては、ろくに裁判もされずに処刑された人も多かったようです。

宮崎キネマ館で29日まで上映してます。

休憩入れて5時間弱の長丁場ですが、思想が右とか左とかじゃなく現実として・・・

ぜひ、若い人に見てほしい一本です。






  
タグ :東京裁判


Posted by mocomoco at 22:20Comments(0)おすすめ 紹介

2020年08月21日

椅子の脚を切る

コロナ禍でユーチューブに仕事を移行している人も多いと思います。

その道のプロが教えるHow to ~とかも結構あります。

ならって・・・動画にしたらわかりやすいんですけど・・・
椅子の座面を2センチ低くしてほしいと依頼を受けたので、やってみたいと思います。
多少、工具を使います。

既成の椅子・・・特にカタカタなってません。(前後左右カタカタなってたら、別のほうほうがあります)

まず、下から切りたい寸法に墨を付けるのですが、
いい方法があります。






下が安定する板に、下から2センチ 直径7ミリくらいの穴をあけて、鉛筆を差し込みます。
それで脚を一回りすれば、簡単に墨付けできます。
それに沿って、ノコで切れば、完了です。




いやいや、それもノコが曲がってうまくいけない

ということでしたら、2センチ(正確にはノコの厚みを足した長さ)の板を2枚準備して、
その間に、脚を入れ、ノコをそわせて切っていくという方法がきれいに切れ、墨付けもいりません。
クランプで止めた方がやりやすいです。



ただ、注意することは、3本、ぎりぎりまで切って、切り離さないことです。
切り離したら安定せず、切りにくくなるからです。

最後に全部を切り離します。

知っていれば、簡単でしょという話です。
  


Posted by mocomoco at 23:30Comments(0)工房

2020年08月19日

夏の庭の風物詩

暑い暑いと言っていても そろそろとツクツクボウシが鳴き始めました。
熱くなる昼間、セミの鳴きやむ時間帯があります。

セミの鳴き声を熱風で溶かしたような、
そんな静まり返った、昼下がり、
ここぞとばかりにわめいてる、
アブラゼミがおりました。
それも二か所で、

そんなのは、決まって、あるものの餌食となっています。







自然界に  合掌。
  


Posted by mocomoco at 22:07Comments(0)自然

2020年08月17日

一生モノの・・・

よく、買い物するとき、
一生モノという言い方、考え方があるのですが・・・

家や家財道具、アクセサリーあるいは、楽器みたいなモノもあるでしょう。
ですが、一生モノと一生使えるモノ、あるいは、一生使いたくなるモノとは、違います。

時代とともに流行するものは、変わってて当たり前ですが、年齢とともに感覚、嗜好品、体形、体力も変わってきます。

年に数件、既存のテーブルを小さく、そして軽くしてほしいという相談があります。

若いときは、家族も多いし、大きくて、重たいテーブルでよかったけれど・・・

そんな感じです、





ということで、今回、ヒノキの柾目集成材 厚み18ミリで天板作りました。
両端に端ばめを入れ、強度とそり止めの役割をさせています。

普通の板材では、しませんが、薄い集成材ならではの加工です。

  


Posted by mocomoco at 21:59Comments(0)作品

2020年08月11日

神棚

特に、これといって、宗教団体には、かかわってはおりませんが、
以前、仕事で壁に掛ける、神棚を試作したので、紹介します。




昨年、三重に行ったついでに、伊勢神宮に参って、お札をいただいてきました。
天照大神(あまてらすおおかみ)は、太陽神なので、丸く、つくっています。




壁に一か所かかけるところがあれば、大丈夫です。場所もそう取りません。

日本って、神仏習合の時代が長くて、かといって、ちゃんと住み分けしているような
外国人には理解できない、感覚があります。

田舎の方(実家)では、集落にお宮があって、もちろん、各家庭、仏壇と神棚それぞれ存在しています。
それが多神教というのかどうかわかりませんが・・・・。

まあ、それが、日本のいいところでしょう。

しかしながら、うちの台所の壁には、宇納間地蔵(火消しの神様?)のお札が長いこと、張り付けたままで・・・
そのうち、ちゃんとしますから・・・。









  


Posted by mocomoco at 23:31Comments(0)作品

2020年08月09日

久しぶり!

ほんと、久しぶりの更新です。



子どもたちも県外に進学して、家庭環境は変わりましたが、仕事自体は、それほど変わってはおりません。

庭のクスノキが知らぬ間に大きくなり、竹も増えてきました。




日々、それぞれ、思うことはありますが、日記付けてないから・・・

まあ、これを、日記代わりにしようとあらためて思ったところです。
歳をとったのかなとも思ってますが・・・  


Posted by mocomoco at 22:19Comments(0)